グランドセイコーの「白樺」を調べはじめると、よく似た顔つきの品番がいくつも出てきます。どれとどれが違うのか、最初はつかみにくいところです。
現行の白樺ダイヤルは6モデルです。選び分けは「色」「エンジン」「素材」の3つの軸で整理できます。
この記事では、まず6モデルの一覧を示します。そのうえで色・エンジン・素材の順に違いをたどります。産地とモチーフの書き分けにも触れます。
グランドセイコーサロン認定店として、店頭で見比べたときの印象もあわせてご案内します。
1. グランドセイコーの「白樺」とは

「白樺」は特定の1本を指す名前ではありません。複数のモデルに広がる、ダイヤルのモチーフを指す呼び名です。まずは何を写した模様なのか、そしてどこで生まれる文字盤なのかを整理します。
白樺林というモチーフ
白樺は、日本の高原に群生する落葉樹です。白い幹がまっすぐに立ち並ぶ情景は、季節や時間帯によって表情を大きく変えます。この情景をダイヤルの凹凸に置き換えたものが、白樺のモチーフです。
2026年に登場する4本は、いずれも白樺“林”を写しています。1本の木ではなく、林が群れ広がる光景がテーマです。SLGH029・SLGH031・SLGH033には、「白樺パターン」と名づけられた型打模様が用いられています。
情景の描き分けも明確です。SLGB009は厳冬期の静謐な白樺林を、SLGH029は月光に照らされた幹の気配を写します。SLGH033は、幹の間から差し込む新緑の色彩を思わせる一枚です。
そして残る2本、SLGW003とSLGW007は、林ではなく樹皮そのものを写しています。同じ「白樺」という言葉でも、対象が違うわけです。この点は後ほど詳しく整理します。
型打ダイヤルはどこで生まれるのか
型打ダイヤルとは、金型を押し当てて微細な凹凸を刻む手法です。塗装や印刷では出せない陰影が生まれます。同じ文字盤でも、腕を傾けるたびに明るい面と沈む面が入れ替わります。
そのため、写真と実物で印象が変わりやすいという特徴があります。撮影時の光の向きひとつで、模様の立ち上がり方が変わるためです。白樺ダイヤルの色選びが難しいと言われる理由も、ここにあります。
ここで混同されやすいのが、モチーフの産地と製造の拠点です。長野県塩尻市の「信州 時の匠工房」は、スプリングドライブの製造拠点です。一方、岩手県の「グランドセイコースタジオ 雫石」は、機械式時計の製造拠点にあたります。いずれも公式が示す役割で、モチーフの産地とは別の軸になります。
つまり「白樺の情景をどこから得たか」と「文字盤をどこで作るか」は別の話です。白樺ダイヤルの記事を読み比べると、この2つが混ざって語られている例が少なくありません。
なお6モデルはいずれも、エボリューション9 コレクションに属します。ケースやダイヤルの設計思想については、エボリューション9 コレクションの解説記事もあわせてご覧ください。
2. 白樺ダイヤルのラインナップ一覧

先に全体像をお見せします。6本の違いは、下の表でおおよそ把握できます。
| 品番 | ダイヤル | 素材 | キャリバー | 精度 | ケース径/厚さ | 重量 | 防水 | 価格(税込) | 発売 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SLGB009 | 白系 | エバーブリリアントスチール | 9RB2 | 年差±20秒 | 40.0mm/11.7mm | 168g | 10気圧 | 1,386,000円 | 2026年9月発売予定 |
| SLGH031 | 白銀色 | エバーブリリアントスチール | 9SA5 | 平均日差+5〜−3秒 | 40.0mm/11.7mm | 165g | 10気圧 | 1,386,000円 | 2026年10月発売予定 |
| SLGH033 | グリーン | エバーブリリアントスチール | 9SA5 | 平均日差+5〜−3秒 | 40.0mm/11.7mm | 165g | 10気圧 | 1,386,000円 | 2026年10月発売予定 |
| SLGH029 | ブラック | ブライトチタン | 9SA5 | 平均日差+5〜−3秒 | 40.0mm/11.7mm | 112g | 10気圧 | 1,518,000円 | 2026年10月発売予定 |
| SLGW003 | 白系 | ブリリアントハードチタン | 9SA4(手巻) | 平均日差+5〜−3秒 | 38.6mm/9.95mm | 60g | 日常生活用防水 | 1,529,000円 | 現行(入荷まで1年以上待ち・当店) |
| SLGW007 | ネイビー | ステンレススチール | 9SA4(手巻) | 平均日差+5〜−3秒 | 38.6mm/9.95mm | 74g | 日常生活用防水 | 1,342,000円 | 現行(比較的ご案内しやすい) |
2026年に登場するモデル全体の発売時期や価格については、2026年新作モデルの一覧記事にまとめています。
価格帯は1,342,000円(税込)から1,529,000円(税込)までです。いずれもメーカー希望小売価格になります。6本の中では、ブリリアントハードチタンのSLGW003が最も高い設定です。
エンジンは3種類に分かれます。SLGB009がスプリングドライブ、SLGH029・031・033が自動巻の機械式、SLGW003とSLGW007が手巻の機械式です。外装素材は4種類あり、組み合わせで印象が変わります。
ケースサイズにも違いがあります。新作4本は横40.0mm・厚さ11.7mmでほぼ共通し、縦は47.0mmから47.2mmです。SLGW003とSLGW007は横38.6mm・厚さ9.95mm・縦45.0mmと、ひと回り小ぶりに仕上がっています。
バンド幅は新作4本が22mm、SLGW003とSLGW007が20mmです。腕周りの最長は新作4本が197mm、SLGW007が195mmです。新作4本の中留には微調整機構があり、2mm×3段階の計6mmで長さを調整できます。SLGW003とSLGW007の中留にこの機構はありません。
重量は60gから168gまで、100g以上の開きがあります。この差は、数値以上に着けたときの感覚を左右します。
発売の予定も押さえておきましょう。SLGB009は2026年9月5日(土)、SLGH029・031・033は2026年10月9日(金)の発売が予定されています。SLGW003とSLGW007は現行モデルとして展開中ですが、SLGW003は人気が高く生産が追いついていないため、当店では入荷まで1年以上お待ちいただいている状態です。
なお2026年の新作4本とSLGW007は、公式にグランドセイコーブティック、グランドセイコーサロン、グランドセイコーマスターショップでの取り扱いと案内されています。SLGW003はブティックとサロンでのお取り扱いです。当店はサロン認定店として、6本すべてがお取り扱いの対象です。ただしSLGW003は前述のとおり入荷まで1年以上を要するため、手巻の白樺をいま迎えたい方には、比較的ご案内しやすいSLGW007を先にご提案しています。
3. 色で選ぶ
白樺ダイヤルは、白系・グリーン・ブラック・ネイビーの4系統に分かれます。色の系統は、選びやすさのために当店で整理したものです。同じ型打模様でも、色が変われば見え方はまったく違います。
白系|SLGB009・SLGH031・SLGW003


白系は3本あります。ただし、公式の説明のされ方がそれぞれ異なる点に注意が必要です。
SLGB009について、公式サイトはダイヤルの色名を明示していません。「繊細な型打模様とカラーリングのダイヤル」と表現され、テーマとして「厳冬期の静謐な白樺林」が挙げられています。雪をまとった林の空気感を、淡い色調で写した一枚だとお考えください。
一方のSLGH031は、公式に白銀色と明記されています。「ダイナミックな型打模様と白銀色のダイヤル」という説明で、力強いハイビートを刻むブルースチールの秒針と響き合う点が語られています。
型打模様の説明も対照的です。SLGB009は「繊細な型打模様」、SLGH031は「ダイナミックな型打模様」と表現されています。同じ白樺林でも、模様の描き方の密度や勢いが異なるとお考えください。

白系の3本目が、手巻のSLGW003です。こちらは林ではなく、白樺の樹皮の凹凸を精緻な型打模様で写しています。公式サイトはダイヤルの色名を明示していませんが、明るく澄んだ白系の一枚で、外装には白い輝きが特徴のブリリアントハードチタンが使われています。
つまり同じ白系でも、静けさを写すSLGB009、輝きを前に出すSLGH031、樹皮の質感に寄るSLGW003という違いがあります。実物での見え方の差が大きい3本ですので、写真だけで決めず、店頭でお確かめいただくことをおすすめします。
なおSLGW003は、人気の高さに生産が追いついておらず、当店では現在、ご注文から入荷まで1年以上お待ちいただいています。ご予約は承っておりますが、手巻の白樺をいま迎えたいという方には、同じ9SA4を積むネイビーのSLGW007を現実的な第一候補としてご案内しています。2本の違いはSLGW003のレビュー記事で詳しく比べています。
グリーン|SLGH033

SLGH033は、「生命の息吹を感じさせるグリーンのカラーリング」と説明されています。テーマは、すらりと高く伸びた白い幹の間から差し込む新緑の光です。その色彩が幾重にも連なる、神秘的な光景が下敷きになっています。
グリーンは光源で最も表情が変わる色のひとつです。日差しの下では明るく澄み、室内では深く沈んで見えます。色で個性を出したい方に向く一本といえます。
一方で、装いを選びすぎない濃度に収まっている点も特徴です。ビジネスの装いにも合わせやすく、休日には表情が際立ちます。実物の色味が気になる場合は、LINEで動画をご覧いただくご相談も承ります。
ブラック|SLGH029

SLGH029のダイヤルは、公式にブラックと明記されています。「ダイナミックな型打模様とブラックのカラーリング」という説明です。
テーマは、夜闇の中に佇む白樺の幹です。月光に照らされて幹が浮かび上がり、凛とした気配を湛える情景が語られています。黒一色に見えて、角度によって模様が立ち上がる点が魅力です。
遠目には落ち着いたブラックダイヤルとして映ります。近づくと白樺パターンが浮かぶという二段構えが、この一本の面白さです。装いを選びにくい色でもあり、仕事用としても選びやすい一本といえます。
ネイビー|SLGW007

SLGW007は、月あかりに照らされた白樺の樹皮をイメージしたダイヤルです。色は、わずかに褪せた明るめのネイビーと公式に説明されています。
凹凸が不規則に連なる樹皮の美しさを、精緻な型打模様で表現しています。青系でありながら主張が強すぎず、革ストラップとの相性も良好です。
ケース径38.6mmという寸法も、この色調とよく合います。手首まわりが細めの方や、控えめなサイズをお探しの方に向く構成です。
6本の中で、手巻の白樺をいま手元に迎えられる一本が、このSLGW007です。同じ9SA4、同じ横38.6mm・厚さ9.95mmのケース、同じ樹皮の型打模様で、外装はステンレススチール(74g)、価格は1,342,000円(税込)とSLGW003より187,000円抑えられています。取扱がマスターショップにも広がっていることもあり、当店ではSLGW003に比べて比較的ご案内しやすい状況が続いています。手巻をご希望の方には、まずこの一本をご覧いただいています。
4. エンジンで選ぶ

色が決まらないときは、中身から絞る方法もあります。6本には3種類のキャリバーが搭載されており、性格がはっきり分かれます。
9RB2 スプリングドライブ U.F.A.
SLGB009に搭載されるのが9RB2です。スプリングドライブはセイコーグループが開発した駆動方式で、1999年に実用化されました。グランドセイコーへの搭載は2004年からです。
ぜんまいの力で動きながら、電子的な制御で速度を管理する仕組みです。秒針は目盛りを刻まず、滑るように流れます。
精度は年差±20秒(月差±3秒相当)とされています。日々の誤差を気にせず使いたい方に向く設計です。駆動期間は最大巻上時で約72時間、およそ3日間になります。
自動巻(手巻つき)で、シースルーバック側にパワーリザーブ表示を備えます。石数は34石で、りゅうずはねじロック式です。秒針にはブルースチールが用いられ、淡いダイヤルの上で色が際立ちます。
9SA5 メカニカルハイビート
SLGH029・SLGH031・SLGH033には、9SA5が搭載されます。毎時36,000振動のハイビート機構を持つ、自動巻(手巻つき)の機械式キャリバーです。
精度は静的精度で平均日差+5秒〜−3秒、携帯精度で日差+8〜−1秒とされています。9RB2とは数値の単位そのものが違いますが、優劣というより性格の違いとして捉えるのが自然です。合わせ直す頻度をどこまで許容するかで選び分けてください。
毎時36,000振動とは、1秒間に10回の振動を刻む速さです。テンプの往復に換算すると、1秒間に5往復になります。振動数が高いほど、秒針の動きはなめらかに見えます。姿勢の変化に対する安定性の面でも有利に働きます。
駆動期間は最大巻上時で約80時間です。金曜の夜に外しても、月曜の朝まで動き続ける計算になります。秒針が細かく刻む様子を楽しみたい方に向きます。
9SA4 手巻メカニカル
SLGW003とSLGW007が搭載するのは9SA4です。手巻のみで動く機械式キャリバーで、毎秒10振動(毎時36,000振動)を刻みます。
精度は9SA5と同じく、静的精度で平均日差+5秒〜−3秒です。駆動期間も最大巻上時で約80時間を確保しています。裏ぶた側にパワーリザーブ表示があり、時計を裏返せば巻き上げの残量を確かめられます。
自動巻の機構を省いた分、薄さと軽さで有利に働きます。SLGW003の60g、SLGW007の74gという重量と、厚さ9.95mmという薄さは、この構成があってのものです。
毎朝りゅうずを巻く時間を、習慣として楽しめる方に向く一本です。腕から外している間は止まりますが、その手間を含めて機械式を味わいたい方に選ばれています。
5. 素材で選ぶ

外装素材は4種類です。見た目の色味だけでなく、重さと防水性能にも関わってきます。
エバーブリリアントスチール
SLGB009・SLGH031・SLGH033が採用するのが、エバーブリリアントスチールです。グランドセイコーが用いる、高い耐食性を備えたスチール系の素材です。公式は、通常のステンレススチールよりも白く輝く点を特徴として挙げています。淡いダイヤルとの取り合わせでは、この白さが効いてきます。
重量はSLGB009が168g、SLGH031とSLGH033が165gです。中留は微調整機構つきのワンプッシュ三つ折れ方式で、一部にチタンが使われています。
手にしたときの密度感がしっかりある素材です。腕なじみの重さを求める方には、こちらの3本が合いやすいでしょう。
SLGB009の裏ぶたはシースルースクリューバックで、サファイアガラス越しに機構を見られます。りゅうずはねじロック式で、日常使いでの安心感にもつながります。
ブライトチタン
SLGH029が採用するのはブライトチタンです。セイコーグループが用いる素材で、グランドセイコー専用というわけではありません。ステンレススチールと比べて約30%軽く、通常のチタンより優れた耐傷性を備えます。
SLGH029の重量は112gで、同じ40.0mm径のSLGB009より56g軽い計算です。金属アレルギーに配慮した耐メタルアレルギー仕様である点も、日常使いでは見逃せません。
「56gの差といっても、数字では想像しづらい」とおっしゃるお客様は多くいらっしゃいます。ただ店頭で2本を順に着けていただくと、ほとんどの方が持ち上げた瞬間に表情を変えられます。手首への沈み込み方が、はっきり違って感じられるためです。
ブリリアントハードチタン
SLGW003が採用するのはブリリアントハードチタンです。名前の似たブライトチタンとは別の素材で、公式の仕様欄にもこの名称で記載されています。ケースと裏ぶたに同じ素材が使われ、耐メタルアレルギーの記載がある点も特徴です。
重量は60gで、6本の中で最も軽い構成です。クロコダイルストラップと組み合わせた、手巻らしい端正な佇まいの一本です。
ステンレススチール
SLGW007はステンレススチールのケースに、牛皮革のストラップを組み合わせています。重量は74gで、6本の中ではSLGW003に次ぐ軽さです。厚さも9.95mmに収まり、袖口の通りが軽くなります。
裏ぶたは4本ねじで固定するシースルーバック(SLGW003も同じ仕様)で、新作4本のシースルースクリューバックとは仕様が分かれます。バンド幅は20mmで、中留はワンプッシュ三つ折れ方式になります。
防水性能には差があるため、ここは注意してください。SLGW007は日常生活用防水で、他の4本は日常生活用強化防水(10気圧)です。革ストラップという構成もあり、水まわりでの扱いは分けて考える必要があります。
6. 産地とモチーフの違い

白樺ダイヤルは、すべてが同じ場所・同じ対象を写したものではありません。ここを分けて理解すると、6本の関係がすっきりします。
長野・八千穂高原と岩手・雫石近域
SLGB009のモチーフは、長野県の八千穂高原です。白樺の群生数が日本最大とされる長野県の高原で、セイコーエプソン塩尻事業所内にある「信州 時の匠工房」の近域にあたります。
SLGH029・SLGH031・SLGH033の3本は、岩手県の白樺林がモチーフです。「グランドセイコースタジオ 雫石」の近域に広がる、日本有数の規模を持つ林とされています。なお、この3本について公式は具体的な地名を特定していません。
SLGW003とSLGW007は、岩手県内でも産地が明確に示されています。岩手県の平庭高原で、約400ヘクタールにわたって白樺林が自生する場所です。この地名は公式に両モデルの説明として示されているもので、SLGH029・SLGH031・SLGH033には当てはまりません。
「白樺林」と「樹皮」──モチーフの書き分け
もうひとつ大切なのが、何を見て作られた模様かという違いです。2026年の新作4本は「白樺林」を、SLGW003とSLGW007は「樹皮」を写しています。
新作4本の型打模様は、林が群れ広がる情景がテーマです。幹と幹の間に生まれる奥行きや、そこに差し込む光の表情が主役になります。ダイヤル全体で一枚の風景を作る発想です。
対してSLGW003とSLGW007は、白樺の樹皮そのものに寄っています。凹凸が不規則に連なる樹皮の質感を、精緻な型打模様で写した2本です。近くで覗き込むほど発見がある種類の文字盤といえます。
時間帯の描き方も分かれます。SLGB009は厳冬期の静けさ、SLGH029は夜闇と月光、SLGH033は新緑の光を写した一枚です。SLGW007は月あかりに照らされた樹皮という設定になっています。
同じ「白樺」でも、遠景と近景という違いがあるわけです。この視点で見比べると、選ぶ基準がはっきりしてきます。
7. どのモデルがどんな方に向くか

ここまでの3つの軸を、選び方として整理します。優劣ではなく、暮らし方との相性でお考えください。
迷われたときは、色から絞る方法が分かりやすいと感じています。白系・グリーン・ブラック・ネイビーのどれに惹かれるかで、候補はおおむね2〜3本に絞られます。そのうえで重さとエンジンを見比べる順序です。
時刻を合わせ直す手間をできるだけ減らしたい方には、SLGB009が向きます。9RB2の年差±20秒という設計は、複数の時計を使い分ける方にも扱いやすい水準です。厳冬期の白樺林を写した淡い色調も、幅広い装いに合わせられます。
明るい輝きと機械式の鼓動をどちらも味わいたい方には、SLGH031が候補になります。白銀色のダイヤルとブルースチールの秒針の対比が、この一本の見どころです。
色で個性を出したい方にはSLGH033のグリーンをおすすめします。落ち着いた表情と軽さを両立したい方には、112gのSLGH029が合いやすいでしょう。
薄さと軽さを最優先されるなら、厚さ9.95mmのSLGW003(60g)とSLGW007(74g)が有力です。ただしSLGW003は入荷まで1年以上お待ちいただく状態ですので、いま迎えるならSLGW007が現実的な選択になります。革ストラップの佇まいも含め、静かな存在感を求める方に向きます。
当店では、発売前のご相談や入荷のご連絡、ご来店のご予約を承っております。色や重さは写真だけでは判断しづらい部分ですので、実物での確認をおすすめしています。遠方の方には、LINEでの実物動画のご相談も承ります。
8. よくある質問

Q1. グランドセイコーの白樺ダイヤルは、現行で何本ありますか?
Q2. 9RB2と9SA5では精度がどう違いますか?
Q3. SLGW007の「樹皮」と2026年新作の「白樺林」は何が違いますか?
Q4. 新作の発売はいつですか。発売前に相談できますか?
Q5. エバーブリリアントスチールとブライトチタンでは、どちらが軽いですか?
Q6. SLGW003はすぐに手に入りますか?
まとめ

グランドセイコーの白樺ダイヤルは、現行で6モデルが揃います。色は白系・グリーン・ブラック・ネイビー、エンジンは9RB2・9SA5・9SA4の3種類です。外装素材は4種類あり、重量は60gから168gまで幅があります。
モチーフの違いも選ぶ手がかりになります。2026年の新作4本は白樺林を、SLGW003とSLGW007は樹皮を写しています。遠景と近景、どちらの表情に惹かれるかで方向性が見えてきます。
手巻の2本については、SLGW003が入荷まで1年以上お待ちいただく状態です。いま手元に迎えるなら、同じ9SA4を積むSLGW007が第一候補になります。
グランドセイコーは2021年10月以降のお買い上げ分について、5年間の保証が付きます。長くお使いいただくためのコンプリートサービスは、メカニカル・スプリングドライブで88,000円〜(税込)が参考料金です。料金はお見積りとなりますので、LINEでもご相談を承ります。
気になる一本がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。徳島のグランドセイコーサロン認定店として、ご相談を承っております。
※掲載内容は2026年9月時点のものです。価格・入荷状況は変更となる場合がございます。最新の情報は当店までお問い合わせください。
ハラダ GS担当 藤本
グランドセイコーの在庫・価格の一覧は本店サイトでご確認いただけます:グランドセイコー在庫一覧(正規販売店HARADA本店)