グランドセイコーのレディースは、メンズに比べて選択肢が絞られます。だからこそ「どれが自分に合うのか」を判断しやすい一方で、実物を見比べる機会は限られがちです。
この記事では、いまご案内しやすい7本をご紹介します。年差±10秒のクオーツ5本(STGF345・347・349・374・383)と、小型メカニカル2本(STGK031・033)です。価格は814,000円から1,034,000円(税込)の範囲にあります。
26.0mmから30.4mmという小ぶりなケース、44gという軽さ、そして機械式という選択肢。徳島のグランドセイコーサロン認定店・時計専門店ハラダが、選び方とともにご紹介します。
※本記事の内容は2026年8月時点の情報です。
7本の比較表
| 品番 | 駆動 | ダイヤル | ケース径 | 重量 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| STGF374 | クオーツ4J52 | ホワイト(霜華) | 26.0mm | 44g | 814,000円 |
| STGF383 | クオーツ4J52 | 白蝶貝 | 26.0mm | 65g | 869,000円 |
| STGK031 | メカニカル9S27 | ホワイト | 30.0mm | 79g | 880,000円 |
| STGK033 | メカニカル9S27 | シルバー(桜月夜) | 30.0mm | 79g | 880,000円 |
| STGF347 | クオーツ4J51 | 深紫(こきむらさき) | 27.4mm | 69g | 1,012,000円 |
| STGF349 | クオーツ4J51 | 淡藤色 | 27.4mm | 69g | 1,012,000円 |
| STGF345 | クオーツ4J51 | 深紫(放射仕上げ) | 30.4mm | 74g | 1,034,000円 |
大きく分けると、年差クオーツ5本と小型メカニカル2本。クオーツはさらに、軽さで選ぶ4J52の2本と、日本の色を纏った4J51の3本に分かれます。
まず決めたい|クオーツか、機械式か
年差クオーツ|手間をかけず正確に
グランドセイコーのレディースクオーツは、年差±10秒という精度を備えています。一般的なクオーツが月差±15〜20秒程度であることを思うと、桁が一つ違う正確さです。
ぜんまいを巻く必要がなく、しばらく着けない日が続いても止まりません。電池交換は数年に一度で、正規のルートで承ります。「毎日つけるとは限らない」「手間なく使いたい」という方に向いています。
小型メカニカル|機械の鼓動を身につける
一方、STGK031・STGK033が搭載するのは自動巻メカニカル9S27です。電池を使わず、腕の動きでぜんまいが巻き上がります。精度は平均日差+8秒〜-3秒。
レディースサイズで機械式という選択肢は、そう多くありません。「機械式に憧れていたけれど、メンズサイズは大きすぎた」という方に、ぜひ知っていただきたい2本です。
軽さで選ぶ2本|STGF374・STGF383

44gという軽さ|STGF374
STGF374は、ケースとバンドにブライトチタン、ベゼルに18Kピンクゴールドを組み合わせた一本です。26.0mm・厚さ9.0mmで重量44g——今回の7本のなかで、群を抜いて軽い数値です。
ダイヤルのテーマは「霜華(そうか)」。霜が白く美しい様子を花に例えた言葉で、霜の儚く繊細な様子が型打ち模様で表現されています。ダイヤカットが施された針とインデックスが煌めきを添え、価格は814,000円(税込)です。
ブライトチタンはステンレススチールより約30%軽く、傷つきにくく肌にもやさしい素材です。腕時計の重さが気になる方にも、負担の少ない一本です。
白蝶貝の輝き|STGF383
STGF383のダイヤルは白蝶貝(マザーオブパール)です。天然素材ならではの虹色の輝きは、光の角度によって刻々と表情を変えます。同じ個体は二つとありません。
26.0mm・厚さ9.1mm・重量65g、価格は869,000円(税込)。華やかさを求めつつ、派手になりすぎない一本をお探しの方に向いています。
日本の色を纏う3本|STGF345・347・349
こきむらさきという色
STGF345とSTGF347のダイヤルは「深紫(こきむらさき)」です。古来、日本で最も高貴とされてきた色。落ち着いた深みがありながら、光を受けると紫の艶が浮かび上がります。
STGF345は30.4mm・74g・1,034,000円(税込)で、放射仕上げが施されています。STGF347は27.4mm・69g・1,012,000円(税込)。同じ深紫でも、サイズと仕上げで印象が変わります。
淡藤色の STGF349
STGF349は淡藤色(あわふじいろ)——藤の花を思わせる淡い紫です。27.4mm・69g・1,012,000円(税込)。深紫が凛とした印象なら、淡藤色は柔らかく優しい表情です。
3本ともダイヤモンドを配した仕立てで、フォーマルな場面にも映えます。年差±10秒のキャリバー4J51を搭載し、日常での扱いやすさも兼ね備えています。
機械式という選択|STGK031・STGK033

62GSを現代に
この2本は、グランドセイコー初の自動巻モデル「62GS」を現代的に解釈したデザインです。ベゼルを持たない構造により、文字盤がケースの縁いっぱいまで広がって見えます。
ケースは30.0mm・厚さ10.5mm・重量79g。日常生活用強化防水(10気圧)を備え、価格は2本とも880,000円(税込)です。
ホワイトのSTGK031、桜月夜のSTGK033
STGK031はホワイトダイヤル。端正で装いを選ばず、はじめての機械式としても選びやすい一本です。
STGK033は「桜月夜」を映したシルバー/ホワイトのダイヤルです。月明かりの下の桜——日本特有の季節の移ろいを、文字盤に宿しています。
機械式ですので、着けない日が続くと止まります。ただ、その「止まる」ことも含めて時計と付き合う感覚は、クオーツにはない味わいです。
サイズの目安
7本のケース径は26.0mmから30.4mmまで。数値だけでは分かりにくいので、目安をお伝えします。
| ケース径 | 該当品番 | 印象 |
|---|---|---|
| 26.0mm | STGF374/STGF383 | 華奢な手首にも収まる小ぶりなサイズ |
| 27.4mm | STGF347/STGF349 | 標準的なレディースサイズ |
| 30.0mm | STGK031/STGK033 | やや存在感のあるサイズ感 |
| 30.4mm | STGF345 | 7本のなかで最も大きい |
装着感には個人差があります。数値だけでは判断しにくいサイズ帯ですので、実際に手首に乗せてご確認いただくのが確実です。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. クオーツと機械式、どちらを選ぶべきですか?
手間なく正確に使いたい方はクオーツ(年差±10秒)、機械の鼓動を楽しみたい方は機械式(9S27)が向いています。優劣ではなく、時計との付き合い方の違いです。店頭で両方を手に取っていただくと、ご自身の好みが見えてきます。
Q2. 一番軽いのはどれですか?
ブライトチタンのSTGF374が44gで最も軽い一本です。次いでSTGF383の65g、STGF347・349の69gと続きます。
Q3. 贈り物として選べますか?
もちろんです。記念日や節目のお祝いとしてお選びいただくことも多くございます。サイズ調整は購入後も承りますので、お相手の腕周りが分からない場合もご相談ください。
Q4. 実機を見られますか?
当店はグランドセイコーサロン認定店です。徳島の店頭でご覧いただけます。レディースは実機を見比べられる場が限られますので、複数の候補をお考えの方はぜひご来店ください。LINEでのご相談も承っております。
まとめ
今回ご紹介した7本は、44gの軽さを実現したSTGF374から、機械式のSTGK031・033、日本の色を纏ったSTGF345・347・349まで、性格の異なる選択肢が揃っています。
レディースは、実物を見比べる機会そのものが貴重です。白蝶貝の虹色の輝きや、こきむらさきの深み、桜月夜の型打ち。いずれも写真では伝わりにくい部分ですので、ぜひ店頭でお確かめください。
気になる一本がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
※掲載内容は2026年8月時点のものです。価格は変更となる場合がございます。
ハラダ GS担当 藤本
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