2026年のグランドセイコー エボリューション9 コレクションには、9本の新作が加わります。9RB2を搭載する5本と、9SA5を搭載する4本です。両者の違いは、心臓部となるキャリバーにあります。
どちらを選べばよいのかというご相談を、発売前から多くいただいております。先に結論をお伝えします。時刻を極力狂わせたくない方には9RB2、機械式の鼓動と巻き上げの感触を味わいたい方には9SA5が向いています。
9RB2はスプリングドライブU.F.A.で、年差±20秒という精度を備えます。9SA5はメカニカルハイビート36000で、毎時36,000振動と最大巻上時約80時間を両立しています。発売予定日も分かれています。9RB2搭載の5本が2026年9月5日(土)、9SA5搭載の4本が2026年10月9日(金)の発売予定です。
この記事では、精度・素材・重量・モチーフという4つの軸で9本を整理します。ご自身の手首と暮らしに合う一本を見つける手がかりとしてお読みください。
2026年の新作は2つのエンジンで登場する

新作9本は、搭載するキャリバーによって2つのグループに分かれます。発売予定日も価格も分かれますので、まずは全体像から整理していきます。
9RB2搭載の5本は9月5日、9SA5搭載の4本は10月9日
9RB2を搭載するのは、SLGB007・SLGB009・SLGB011・SLGB013・SLGB015の5本です。いずれも2026年9月5日(土)の発売予定となっています。
9SA5を搭載するのは、SLGH029・SLGH031・SLGH033・SLGH035の4本です。こちらは2026年10月9日(金)の発売予定です。
価格はメーカー希望小売価格(税込)で2種類に分かれます。ブライトチタンのSLGB007とSLGH029が1,518,000円、残る7本が1,386,000円です。
9本はいずれもエボリューション9 コレクションに属します。防水性能は日常生活用強化防水(10気圧)、ガラスはボックス型サファイアで内面に無反射コーティングが施されます。裏ぶたはシースルースクリューバック、りゅうずはねじロック式です。
つまり日常の使い勝手にかかわる基本仕様は、9本でほぼ共通しています。選ぶ際に効いてくるのは、キャリバー・素材・重量・ケース径・モチーフの5点だとお考えください。
品番と発売日の一覧は2026年新作モデルの一覧記事にまとめております。本記事は「どちらを選ぶか」に絞ってご説明していきます。
エンジン以前に変わったこと①:微調整機構つき中留
今回の9本には、キャリバー以外にも共通する進化があります。そのひとつが、微調整機構つきワンプッシュ三つ折れ方式の中留です。
2mm単位で3段階のスライド調整ができる仕組みになりました。専用の工具を使わずに、その場でブレスレットの長さを整えられます。3段階あわせて計6mmの微調整が可能だと公式に案内されています。
手首の太さは、季節や時間帯によって変わります。朝はちょうどよかったブレスレットが、夕方には少しきつく感じるという声を店頭でもよくうかがいます。その場で指先だけ動かして直せる点は、日々の使い勝手に直結する変化です。
ブレスレットのコマ調整は、店頭にお持ちいただかなければ変えられません。中留の微調整機構は、その手前の「わずかなずれ」を自分で吸収するための仕組みです。夏場に少し緩めたい、冬に袖の下でずらしたい、といった場面で効いてきます。
店頭では、この微調整をその場で体感していただけます。数値では伝わりにくい部分ですので、ご来店の際はぜひお試しください。
エンジン以前に変わったこと②:素材とブレスレットの刷新
外装素材も見直されています。9本のうち7本が、通常のステンレススチールからエバーブリリアントスチールへ切り替わりました。残る2本のSLGB007とSLGH029にはブライトチタンが使われています。
エバーブリリアントスチールは、孔食指数(PREN)が40以上という高い耐食性を備えた素材です。公式発表では、一般的な高級時計に使われるステンレススチールを上回る耐食性があると説明されています。ヘアライン仕上げの部分が一層白く輝いて見える点も特長です。
ブレスレットにも手が入りました。ケース径40mmのモデルでは、新しい中留に合わせて、よりテーパーをきかせたブレスレットが採用されています。手首側に向かって細くなる形状は、見た目の印象と装着感の両方に効いてきます。
9RB2 スプリングドライブU.F.A.とは

まずは9RB2から見ていきます。スプリングドライブのなかでも、精度をとくに高めた系統に位置づけられるキャリバーです。
年差±20秒(平均月差±3秒相当)という精度
9RB2は、U.F.A.と呼ばれる系統に属します。精度は年差±20秒、平均月差±3秒に相当する水準です。公式では、気温5℃〜35℃において腕に着けた場合の値と説明されています。
スプリングドライブの精度には段階があります。通常の9R65や9R66は平均月差±15秒、9RA5を搭載する5Daysは月差±10秒です。9RB1と9RB2のU.F.A.は、その上に位置づけられる系統になります。
なお、スプリングドライブはグランドセイコーだけの技術ではありません。セイコーグループが開発した技術であり、グランドセイコーは2004年に9R系を採用しました。9RB2そのものも2025年に発表されたキャリバーです。2026年に生まれた新エンジンではなく、今回の5本に新たに搭載されたという整理になります。
年差という単位は、日々の生活ではイメージしにくいかもしれません。1年間つけ続けても、ずれが20秒前後に収まるという意味になります。1か月あたりに直せば数秒ですので、時刻合わせの機会そのものが減っていきます。
原理や仕組みについては、U.F.A.の技術解説記事で詳しくご説明しております。本記事では、選ぶ際に必要な範囲にとどめてご紹介しました。
なめらかな運針とパワーリザーブ表示
スプリングドライブの秒針は、ステップを刻まずになめらかに流れていきます。この運針の質感を目当てに選ばれる方も少なくありません。
9RB2搭載の5本には、パワーリザーブ表示機能が備わります。表示は文字盤ではなくシースルーバック側にあり、時計を外して裏返すと残りの駆動時間を確かめられます。
駆動時間は最大巻上時で約72時間、およそ3日間です。石数は34石で、駆動方式は自動巻(手巻つき)となります。
自動巻ではありますが、手巻でも巻き上げられます。デスクワーク中心で腕の動きが少ない方でも、朝に少し巻いておけば安定して動きます。シースルーバック越しのパワーリザーブ表示で残量を確かめながら、巻き加減を調整できる点も扱いやすいところです。
複数本を日替わりで使われる方からは、この表示があると助かるという声をいただきます。しばらく引き出しに入れていた一本を取り出すとき、裏返せば残りの駆動時間を確かめてから使い始められるためです。
9RB2搭載5本の共通スペック
| コレクション | エボリューション9 コレクション |
|---|---|
| キャリバー / 駆動方式 | 9RB2 / スプリングドライブ 自動巻(手巻つき) |
| 精度 | 年差±20秒(平均月差±3秒相当)/気温5℃〜35℃において腕に着けた場合 |
| パワーリザーブ | 最大巻上時 約72時間(約3日間) |
| 石数 | 34石 |
| パワーリザーブ表示 | あり(5本すべて・シースルーバック側) |
| ガラス / 裏ぶた | ボックス型サファイア・内面無反射コーティング / シースルースクリューバック |
| 中留 | 微調整機構つきワンプッシュ三つ折れ方式(計6mmの微調整が可能) |
| バンド幅 / 腕周り最長 | 22mm / 197mm(SLGB015のみ 20mm / 195mm) |
| 防水 / 耐磁 | 日常生活用強化防水(10気圧)/ あり |
| その他 | ねじロック式りゅうず。SLGB007は耐メタルアレルギー |
9SA5 メカニカルハイビート36000とは

続いて9SA5です。10月9日に登場する4本が積む、グランドセイコー専用のメカニカルキャリバーになります。
毎時36,000振動と最大巻上時約80時間の両立
9SA5は2020年に誕生したキャリバーです。今回の4本にも継続して採用されています。2026年に登場した新型ではない点は、押さえておきたいところです。
振動数は毎時36,000振動、1秒あたり10振動になります。静的精度は平均日差+5秒〜−3秒、携帯精度は日差+8秒〜−1秒とされています。
毎時36,000振動という数字は、秒針の刻み方に表れます。1秒を10に分けて進むため、動きが細かく、流れるように見える瞬間があります。文字盤に顔を近づけたときの見え方は、この振動数ならではです。
ハイビートは一般に、持続時間が短くなりやすい方式です。振動数が上がるほど、ぜんまいの力を早く使ってしまうためです。9SA5は最大巻上時で約80時間を確保しました。金曜の夜に外しても、月曜の朝までは動き続ける計算になります。
石数は47石で、駆動方式は自動巻(手巻つき)です。精度については、静的精度と携帯精度で数値が分かれる点にご注意ください。静的精度は組み立て後の検定値、携帯精度は実際に着用した状態での目安になります。
デュアルインパルス脱進機とツインバレル
約80時間を支えているのが、デュアルインパルス脱進機とツインバレルという2つの機構です。
デュアルインパルス脱進機は、てんぷへの力の伝え方を見直した機構になります。ツインバレルは香箱を2つ備え、ぜんまいの力を長く安定して送り出す仕組みです。
輪列にも独自の水平構造が採られ、ムーブメントの薄型化につながっています。ハイビートで長時間駆動を実現しながら、厚みを抑えられた背景にはこの構造があります。
裏ぶたはシースルースクリューバックです。雫石川仕上げを施した機械の表情を、そのままご覧いただけます。日々目にする場所ではありませんが、外したときにふと眺める時間を楽しみにされる方は多くいらっしゃいます。
なお、9SA5搭載の4本にはパワーリザーブ表示が備わりません。残量は巻き上げの手応えと使用時間から判断することになります。この点は選ぶ前に知っておいていただきたい違いです。
9SA5搭載4本の共通スペック
| コレクション | エボリューション9 コレクション |
|---|---|
| キャリバー / 駆動方式 | 9SA5 / メカニカル 自動巻(手巻つき)・2020年誕生 |
| 振動数 | 毎時36,000振動(10振動/秒) |
| 精度 | 静的精度 平均日差+5秒〜−3秒 / 携帯精度 日差+8秒〜−1秒 |
| パワーリザーブ | 最大巻上時 約80時間 |
| 石数 | 47石 |
| パワーリザーブ表示 | なし(4本すべて) |
| 主要機構 | デュアルインパルス脱進機 / ツインバレル / 独自の水平輪列構造 / 雫石川仕上げ |
| ガラス / 裏ぶた | ボックス型サファイア・内面無反射コーティング / シースルースクリューバック |
| 中留 | 微調整機構つきワンプッシュ三つ折れ方式(計6mmの微調整が可能) |
| バンド幅 / 腕周り最長 | 22mm / 197mm |
| 防水 / 耐磁 | 日常生活用強化防水(10気圧)/ あり |
| その他 | ねじロック式りゅうず。SLGH029は耐メタルアレルギー |
選択軸① 精度をとるか、機械式の鼓動をとるか

2つのキャリバーの違いを、選ぶ側の視点で並べてみます。数値の優劣ではなく、どちらの性格がご自身に合うかという観点でご覧ください。
| 比較軸 | 9RB2 スプリングドライブU.F.A. | 9SA5 メカニカルハイビート |
|---|---|---|
| 精度 | 年差±20秒(平均月差±3秒相当) | 静的精度 平均日差+5秒〜−3秒 |
| パワーリザーブ | 約72時間 | 約80時間 |
| 石数 | 34石 | 47石 |
| パワーリザーブ表示 | あり(シースルーバック側) | なし |
| 秒針の動き | なめらかな運針 | 毎時36,000振動のステップ運針 |
| 発売予定日 | 2026年9月5日(土) | 2026年10月9日(金) |
| 該当モデル | SLGB007 / 009 / 011 / 013 / 015 | SLGH029 / 031 / 033 / 035 |
「狂わせたくない」なら9RB2
時刻合わせの回数をできるだけ減らしたい方には、9RB2が向きます。年差±20秒は、1年が経っても20秒前後のずれに収まる水準です。
出張や海外渡航が多い方、分単位で予定が動く仕事をされている方からは、この精度を評価する声をいただきます。腕から外している時間が長くても、戻したときのずれが小さく済みます。
パワーリザーブ表示が備わる点も、この性格を後押しします。しばらく使わずにいたあとでも、シースルーバック越しに残りの駆動時間を確かめられます。
秒針がなめらかに流れる点も、この系統の個性です。時を刻むというより、時が流れていくように見えます。静かな場所で文字盤を眺める時間を大切にされる方には、この運針が響きます。
「巻き上げと運針を愛でたい」なら9SA5
機械式ならではの手応えを楽しみたい方には、9SA5が向きます。りゅうずを回したときの感触や、毎時36,000振動の細かなステップ運針には、この方式ならではの味わいがあります。
日差で数秒のずれが出ることを、不満ではなく個体の癖として受け止められる方に向いた一本です。裏ぶたから機械を眺める時間も、所有の楽しみのひとつになります。
約80時間という持続時間も実用的です。週末に外したままにしても止まりにくいため、日常の相棒として扱いやすくなっています。
機械式は、定期的なオーバーホールを前提とした精密機械です。手をかけながら長く使う道具として向き合いたい方に、この4本はよくなじみます。
見落としがちな差:パワーリザーブ表示の有無
意外に効いてくるのが、パワーリザーブ表示の有無です。9RB2搭載の5本には表示があり、9SA5搭載の4本には備わりません。
複数本を持ち回りで使われる方ほど、残りの駆動時間を確かめられる安心感は大きくなります。なお9RB2の表示も文字盤ではなくシースルーバック側にありますので、ダイヤルの見た目はどちらもすっきりしたままです。
石数も34石と47石で異なります。数の多さが優劣を示すわけではありませんが、構造の違いを表す数値としてご覧ください。
パワーリザーブは約72時間と約80時間で、9SA5のほうが長くなります。精度では9RB2が上回り、持続時間では9SA5が上回るという関係です。どちらか一方がすべてに勝るわけではありません。
選択軸② 素材・重量・ケースサイズで選ぶ

ここからは、腕に乗せたときの感覚を左右する要素を見ていきます。9本の主要スペックを一覧にまとめました。
| 品番 | エンジン | 外装 | ケース径・厚さ | 重量 | 価格(税込) | 発売予定日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| SLGB007 | 9RB2 | ブライトチタン | 40.0×47.2×11.7mm | 110g | 1,518,000円 | 2026年9月5日(土) |
| SLGB009 | 9RB2 | エバーブリリアントスチール | 40.0×47.2×11.7mm | 168g | 1,386,000円 | 2026年9月5日(土) |
| SLGB011 | 9RB2 | エバーブリリアントスチール | 40.0×47.2×11.7mm | 168g | 1,386,000円 | 2026年9月5日(土) |
| SLGB013 | 9RB2 | エバーブリリアントスチール | 40.0×47.2×11.7mm | 168g | 1,386,000円 | 2026年9月5日(土) |
| SLGB015 | 9RB2 | エバーブリリアントスチール | 37.0×44.3×11.4mm | 148g | 1,386,000円 | 2026年9月5日(土) |
| SLGH029 | 9SA5 | ブライトチタン | 40.0×47.0×11.7mm | 112g | 1,518,000円 | 2026年10月9日(金) |
| SLGH031 | 9SA5 | エバーブリリアントスチール | 40.0×47.0×11.7mm | 165g | 1,386,000円 | 2026年10月9日(金) |
| SLGH033 | 9SA5 | エバーブリリアントスチール | 40.0×47.0×11.7mm | 165g | 1,386,000円 | 2026年10月9日(金) |
| SLGH035 | 9SA5 | エバーブリリアントスチール | 40.0×47.0×11.7mm | 165g | 1,386,000円 | 2026年10月9日(金) |
ブライトチタンの2本は50g以上軽い
ブライトチタンをまとうのは、SLGB007とSLGH029の2本だけです。重量はSLGB007が110g、SLGH029が112gになります。
同じケース径40mmのエバーブリリアントスチール機は165〜168gです。同じ見た目のサイズでありながら、50g以上の差が生まれます。
ブライトチタンは、ステンレススチールより約30%軽い素材です。優れた耐傷性と耐食性を備え、純チタンよりも明るい色合いになります。セイコーグループが手がける素材ですので、グランドセイコー専用のものではありません。
「50gと言われてもぴんと来ない」とおっしゃるお客様は少なくありません。ですが両方を順番に着けていただくと、チタンに替えた瞬間に表情が変わる方がほとんどです。手首への沈み込み方がまるで違うのだと、店頭で驚かれます。この2本は耐メタルアレルギー仕様でもあり、金属が肌に合いにくい方のご相談でも選択肢に挙がります。
軽さは、着けている時間が長いほど効いてきます。出張や連日の外出で朝から晩まで着けたままにされる方ほど、夕方の疲れ方が変わったとおっしゃいます。
エバーブリリアントスチールの7本が持つ白い輝き
残る7本にはエバーブリリアントスチールが使われています。軽さを狙った素材ではなく、耐食性と輝きを狙った素材だとお考えください。
PREN40以上という数値が示すとおり、汗や水分に触れる場面での耐食性に優れます。ヘアライン仕上げの面が白く見えるため、光の角度によって表情が大きく変わります。ポリッシュ面とのコントラストも、より明瞭に感じられます。
重量は40mm径で165〜168gです。手首にしっかり乗る重さを好まれる方には、この重量感が心地よく響きます。腕時計を着けている実感がほしいという理由で、あえてこちらを選ばれる方もいらっしゃいます。
軽さを求めるならブライトチタン、輝きと質量感を求めるならエバーブリリアントスチールという整理になります。7本のうち6本は40mm径ですので、まずはこのサイズで感覚をつかんでいただくとよいかもしれません。
37.0mmはSLGB015のみ──手首が細い方の選択肢
9本のうち、ケース径37.0mmはSLGB015だけです。縦44.3mm、厚さ11.4mm、重量148gという構成になっています。
他の8本は横40.0mm、厚さ11.7mmです。縦のサイズは、SLGB015を除く9RB2の4本が47.2mm、9SA5の4本が47.0mmです。SLGB015はバンド幅が20mm、腕周りの最長が195mmです。
厚さの11.4mmという数値も見逃せません。0.3mmの差はわずかに思えますが、袖口の通りやすさに関わってきます。ワイシャツの袖に収めたいというご要望には、この一本をご案内することが多くなりそうです。
40mm径では大きく感じるという方の受け皿として用意されたサイズだと言えます。ダイヤルはSLGB013と同じ諏訪湖の朝陽の情景を写していますので、サイズ違いで選べる関係にあります。手首の細い方でも、同じ表情の一本をお選びいただけます。
モチーフで選ぶ|諏訪湖・白樺・阿寺川・厳美渓
精度と素材で絞り込めたら、最後はダイヤルのモチーフです。9本は大きく4つの情景に分かれます。

諏訪湖を写すのは、SLGB007・SLGB013・SLGB015の3本です。SLGB007は、月明りに照らされた夜の諏訪湖の水面を写した一本です。公式ではブラックと表現され、温かみのあるブラックカラーのグラデーションに放射目付が重ねられています。SLGB013とSLGB015は、朝陽の煌めきを型打模様と放射目付で表しました。この2本については公式に色名の記載がありませんので、ここでも色の断定は避けてご紹介します。

白樺をモチーフとするのは、SLGB009・SLGH029・SLGH031・SLGH033の4本です。SLGB009が写すのは、長野・八千穂高原の厳冬期の白樺林です。SLGH029・SLGH031・SLGH033の3本が写すのは、岩手の白樺林です。グランドセイコースタジオ 雫石の近域に広がる林から着想されています。SLGH029はブラック、SLGH031は白銀色、SLGH033はグリーンと公式に記されています。SLGB009については色名の記載がありません。
阿寺川を写すのは、SLGB011の1本です。SLGB011は、阿寺川・阿寺渓谷の水をブルーグリーン色のグラデーションで表しています。通称「阿寺ブルー」と呼ばれる、あの水の色です。

厳美渓を写すのは、SLGH035の1本です。SLGH035は、岩手の名勝である厳美渓の岩肌を写した一本です。磐井川と栗駒山がつくる景観から着想され、ダイヤルはライトブルーと公式に記されています。
見え方の違いは、以下の記事でもモデルごとにご紹介しています。
- SLGB007・SLGB013・SLGB015の見え方をくらべる
- SLGB009の見え方をくらべる
- SLGH029の見え方をくらべる
- SLGH031の見え方をくらべる
- SLGH035の見え方をくらべる
よくある質問

Q1. 9RB2と9SA5は何がいちばん違いますか?
Q2. 発売日はいつですか。予約はできますか?
Q3. 9モデルの価格はいくらですか?
Q4. 軽さを重視するならどれを選べばよいですか?
Q5. ダイバーズのSLGB023/SLGB025も今回の新作ですか?
発売前にできること/まとめ

9月5日と10月9日の発売に向けて、いまから準備できることがあります。時計専門店ハラダでは、発売前のご相談と入荷のご連絡を承っております。
お取り扱いについて1点だけ補足します。SLGB011とSLGH035は、グランドセイコーブティックとグランドセイコーサロンでのお取り扱いとなります。当店は徳島のグランドセイコーサロン認定店ですので、9本すべてについてご相談いただけます。
9RB2と9SA5は、時計とどう付き合いたいかで選ぶ、2つのエンジンです。精度を保ち続けてほしいなら9RB2、機械の鼓動を日々感じたいなら9SA5をお選びください。1929年の創業以来、当店が店頭でお伝えしてきたのはこの考え方です。迷われた際は、手首に乗せた重さから決めていただくのもひとつの方法だと思います。
気になる一本がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。徳島のグランドセイコーサロン認定店として、ご相談を承っております。
※掲載内容は2026年8月時点のものです。価格は変更となる場合がございます。最新の情報は当店までお問い合わせください。
ハラダ GS担当 藤本
グランドセイコーの在庫・価格の一覧は本店サイトでご確認いただけます:グランドセイコー在庫一覧(正規販売店HARADA本店)